【エラボリスト講座卒業生】看護師&健康管理士の片野千重さん
自身のストレスからの体調不良、自律神経失調状態の時に偶然 カレッジ校長の盛山葉子先生に会ったことが、私のジェモセラピストとしての始まりでした。
今回インタビューで伺うのは、埼玉県を中心に活動をしている看護師であり健康管理士の片野千重(かたの・ちえ)さんです。

ジェモセラピーカレッジ埼玉校の看護師であり健康管理士の片野さん
カレッジでの学びとしては、最上級クラスに位置する「エラボリスト講座」まで受講しており、西洋医学の立場で長く患者さんとかかわっていた立場から一転、自然療法を学ぶことになります。
受講を決めるに至った動機やキッカケ、植物療法士としてジェモセラピーを扱っていこうと決意するまでのストーリーを伺っていきます。
ジェモセラピーとの出会い
── さっそくですが、片野さんはどのようにしてジェモセラピーと出会ったのか、教えていただけますか?
片野:仕事でのストレスからの体調不良、自律神経失調状態の時に偶然、盛山代表とお会いしたことがキッカケでした。
本当に偶然で、知人と道を歩いている時に盛山代表がひとりで歩いていて、その知人がたまたま知り合いだったんです、盛山代表と。
まだ奥沢にあるカレッジがオープンする前の話で、その時に「ジェモセラピー」というものを伝えていくんだということを聞き、その存在を知ったのが始まりでした。
── 本当にたまたまの出会いだったんですね! ところで体調が悪かったということですが、原因は何だったのでしょうか?
片野:高校、看護学校と進学し、卒業後はずっと看護師をしていたのですが、それが原因につながっていきます。
とにかくストレスの多い職場で、お昼ごはんも食べずに朝8時~夜中の2時まで働くような生活でした。
職場で過度のストレスがあり、体調がどんどん悪くなっていってしまったんです。
ジェモセラピーを学ぼうと思ったキッカケ
── ジェモセラピーというものを知ったあと、「学ぼう」と思った動機は何でしたか?
片野:奥沢にあるカレッジ兼サロンで、『デタントリス』というジェモエッセンスをその時に試飲をさせてもらったのですが、飲んで5分くらいで胸のあたりがスッと楽になった体感があったんです。
藁にもすがる思いだったので「ぜひ自宅でも飲みたい!」と思い、購入して帰りました。
1週間くらい飲み続けると呼吸がとても楽になり、体質が改善され、思考もラクに、気持ちも前向きになる。そんな現象が早い段階からありました。
薬は症状を抑え込むものなのに対し、ジェモセラピーは抑えていないのに身体が良くなっている感覚があり、自分が知っているこれまでの常識が変わる気がしたんです。
そういった体感や好奇心があったのに加え、当時は仕事も辞めていて時間もあったので、チャレンジしてみよう、学んでみようと思いました。

ジェモセラピーカレッジ代表盛山葉子とジェモセラピーカレッジ埼玉校片野千重さん
上級講座へと進んだ理由
── ところで片野さんは初級にあたる『ジェモセラピス講座』ではなく、ひとつ上と、さらにもうひとつ上の『エラボリス講座』まで受けていますが、その背景にある理由は何だったのですか?
片野:基本を知り、応用として実践していくことに興味があったからだと思います。
元々が看護師ということもあり、治療という側面から理解していきたいと考えていました。オイルの扱い方や食事、カウンセリングの方法など、話に聞いていた以上に『エラボリス講座』は面白いものでした。
最初の『ジェモセラピスト講座』では18種類の本当にベースとしてのジェモエッセンスを学びますが、そこからメディカルでの治療、さらにマニアックに、心臓や重症度の高い疾患に効くようなつぼみの話になるので、組み合わせによって治療の範囲を広げられるというのが面白かったです。
当時は仕事にしたいというよりも、「知りたい」というシンプルな動機でしたね。
ジェモセラピー講座の魅力
── 実際にカレッジでジェモセラピーを学んでみて、どんな講座の魅力があったと思いますか?
片野:いろいろな分野の方々が受講していて、毎回講座の度にいろいろな体験を聞くことができ、自分の知ってる医療界だけではない世界が見えてとても面白かったです。
実際にどういった方々が受講していたかというと、
- 美容整体の先生
- 鍼灸の先生
- オーガニックの食事を使ったお菓子の先生
- アーユルヴェーダの食事療法
- アロマサロンをやってる人
という具合です。
カリキュラムの魅力
── カレッジの講座カリキュラムについては、どのような感想をお持ちですか?
片野:2週間ごとに講座がありましたが、ペースとしてはちょうど良くて、時間帯も「午前・午後」と選べたので無理なく学ぶことができました。
当初は早く学びたいという想いが先行していたので「毎週講座があってもいいかな」と考えていましたが、復習をしながらしっかり身につけるという意味では適切な長さだったなと思います。
── これらの講座のテキストを作った、フランスのエルビオリス研究所の方々について何か思うことはございますか?
片野:代表を務めているブノア社長はとにかく真面目で、ものすごく誠実な青年という印象でした。
これは2017年の来日イベントの際にも感じましたが、2019年にフランス研修で渡仏した際にも感じたことでした。
たとえば、ダイナミゼーションというジェモエッセンスが入った瓶を振る(シェイクする)作業があるのですが、ふつうは見学者に対しては2~3回だけ振ってデモンストレーションを終わらせると思うんですけれど、ブノア社長はきっしり規定通りの100回をやって見せてくれたんです。
ぜったいにこの人はテキトーに終わらせるということをしない方だというのを肌で感じました。

フランス現地研修に参加して実際にジェモ(新芽)を摘んだ写真
── 受講費用も決して安くはありませんが、そこに対して不安はありませんでしたか?
片野:元を取り返すことはできるのかなとか、日程が合わない時にはどうしようとか、たしかに少しは考えたと思います。
でも振替対応などはしっかりしてくださいましたし、今は実際に私も講師として受講生を募る立場として思うのは、しっかりとアフターフォローまでしていることを考えると高くはないなということです。
より専門的なことについても、フランスのエルビオリス研究所からすぐに「正しい知識」が入ってきますし、会員制度の勉強会などは破格の値段ですので、継続して長く学ぶことができます。
何よりも、フランスに行って直接学ぶことに比べたら安いですよね。
ブノア社長も、「相手が葉子じゃなかったらカレッジの契約はしてなかったよ」と言っているぐらいですから、そこに対して信用もあります。
ジェモセラピストとして活動を始めてみて
── 講座を卒業し、セラピストとして活動する中で見えてくるものは何かありましたか?
片野:今、現代社会の中で、自然に関するやモノやコトが必要とされていると思うのですが、原点に戻る時代になっているんじゃないかとセラピストとしての活動を通して感じています。
私たちが体調を整えたり、病気を治すことは、本来人が持つ力を取り戻すことであり、とても大切なんだと知りました。
ジェモセラピーは、飲めば飲むほどに身体も心も整うので、飲んでいる方に会うたびに印象が変わったり体感を感じやすくなるのは、細胞や体液がきれいになっているという証なんだと思います。
家族も自分も、自分の周りの方も、みんな植物に救われているなか~といつも実感しています。

フランス研究所来日イベントにて、家族やご自身のジェモの体験談をお話しする様子
受講を考えている方へのメッセージ
── では最後に、ジェモセラピストを目指したいと考えている方へのメッセージをお願いします。
片野:ジェモセラピーを知っているのと知らないのとでは、これからの人生が変わると言っても過言では無いと思っています。是非、迷っているなら学んで欲しいと思います。
私は、実の弟がギランバレーになり、「薬はありません」「もう治りません」と医師から言われてしまっている方がいらっしゃることも知り、当時絶望していました。
そんな最悪な時期にジェモセラピーと出会い、救われました。
末梢神経の障害が残り、呼吸器は外れているものの症状は残り、指も動かせないような状態だったんです。視神経をやられてしまい、目も見えないでいました。
それがジェモエッセンスを飲むうちに、小指が動くようになり、目も見えるようになり(斜視が治り)、家族全員で「あればジェモがなかったら治ってなかったよね」と話しているぐらいです。
あの選択肢を知っていなければ、弟は障害者になっていたかもしれない。そう考えると「選択肢」を持っていることの重要性により重みが感じられるのです。